【完】さつきあめ〜2nd〜

「お前が言うなよ。
ゆりさんと雪菜さんはかなり別格だぞ。
雪菜さんんだって他店にいれば不動のナンバー1くらいの売り上げがあるキャバ嬢だ。
ONEはもともとゆりさんと雪菜さんの2強って言われてるくらいだから、ナンバー3以下は双葉のナンバーたちとそう大差はないさ。
だからまぁ、ゆりさん的には余計なお世話って奴じゃねぇの?」

「あたしなんて……ゆりさんひとりで勝てるってわけか…」

出勤してきて、高橋と話していると、雪菜がやってきた。
背中を強くバシッと叩いて、能天気そうな笑顔を見せる。

「何ぼやぼやしてんの!!あたしのお客さんのところに着いて!!
ちょ~はぶりの良い大学病院の医院長先生だから、あらかじめVIP予約しておいたんだ~!
聡明でキャバ嬢っぽくない子が好きだから絶対さくらちゃん向きのお客さんだよ!!
とりあえずボトル何本かおろしといたからね、飲める?酒強いんだっけ?」

「あ、お酒は結構強いです。てか飲みます!
雪菜さん本当にありがとうございます!!」

「いえいえ~。
あ、高橋くん元木先生は楽しく飲めるならヘルプの子でも全然だいじょうぶな人だから
さくらちゃんに挨拶させて数分経ったらさっさと抜いちゃって!飲める子が結構好きだから、出来るだけ強い子ヘルプにいれてね!ばんばん自分からボトルいれちゃうタイプだから!
後、8卓の社長は若い子好きだから、愛ちゃんかるなちゃん着けてあげて。ワインが好きな人だから、ワイン飲める子がいいかな?
あたしは被ってるさくらちゃんの指名のヘルプに回るから、後の2組のあたしの指名は春絵と里奈を着けて欲しい。この2人は仲がいいから必ず場内入るしお客さんを待たせておけるから!」

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