私たちの六年目
しばらくすると、眠くなったのか秀哉が私の肩に頭をもたれてきた。
その行動にビックリして、しばらく固まっていたけど。
だんだんじっとしていることに疲れてしまって、私も秀哉の頭に頬を寄せて目を閉じた。
心地よく聴こえる波のBGM、そして優しい風。
それらがまるで子守唄のようで、二人とも少しの間そのまま眠っていたと思う。
だけど、瞼に当たる太陽が、目を閉じていてもわかるほどに朝日が昇って。
気温もさっきより上がってきたのを感じると、私も秀哉も目を開けた。
太陽の眩しさに目がくらむ中、二人同時に頭を起こすと、秀哉と至近距離で目が合った。
まだ触れ合っている肩。
太陽の光で秀哉の髪がキラキラと反射し、その整った顔がハッキリと映し出されると、この状況が急激に恥ずかしくなってきた。
それでも目を逸らせなくて見つめ合っていると。
秀哉が私の唇に視線を移した。
それが合図だったのかどうかはわからないけれど。
私達はどちらからともなく唇を寄せ合って、優しいキスを交わした。
私の生まれて初めてのキスの相手。
それは、大好きな秀哉だった。
その行動にビックリして、しばらく固まっていたけど。
だんだんじっとしていることに疲れてしまって、私も秀哉の頭に頬を寄せて目を閉じた。
心地よく聴こえる波のBGM、そして優しい風。
それらがまるで子守唄のようで、二人とも少しの間そのまま眠っていたと思う。
だけど、瞼に当たる太陽が、目を閉じていてもわかるほどに朝日が昇って。
気温もさっきより上がってきたのを感じると、私も秀哉も目を開けた。
太陽の眩しさに目がくらむ中、二人同時に頭を起こすと、秀哉と至近距離で目が合った。
まだ触れ合っている肩。
太陽の光で秀哉の髪がキラキラと反射し、その整った顔がハッキリと映し出されると、この状況が急激に恥ずかしくなってきた。
それでも目を逸らせなくて見つめ合っていると。
秀哉が私の唇に視線を移した。
それが合図だったのかどうかはわからないけれど。
私達はどちらからともなく唇を寄せ合って、優しいキスを交わした。
私の生まれて初めてのキスの相手。
それは、大好きな秀哉だった。