目が覚めると君がいた【短】


「あ…ごめん陸哉
無理しないで?頭痛いでしょ?」



岸部が心配そうに俺を見る



思い出せ!!

俺はなんでか
自分にそぅ言い聞かせた



「陸哉?」


ズキッ―

やっべえ…だんだん
頭痛くなってきてる……



「痛み…激しいの?」


「先生呼ぶか?」


っ………
駄目だ…ここで
呼んだら駄目な気がする




「先生呼ぶわ!」


母さんがボタンを押そうとする

「っ止めろ!」


「え?」


「なんか…思い…出せそうなんだ…」


俺は痛む頭を押さえて言う



「っあ……!」




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