恋の宝石ずっと輝かせて2
「仁にこれ以上甘えたくないし、仁だってもっと周りを見た方がいい。仁は真面目だからどこかで意地になってそれを遣り通さなければって思い込んでるだけだよ。仁は意固地になってるだけ。あの時だって一生懸命になり過ぎて、それで簡単にジークに騙されてしまったし」
「ユキこそ、どこかで罪悪感を抱いてしまってるだけだろ。何も僕に気を遣うことなんてないんだよ。僕はユキの力になれることが嬉しいくらいだよ」
仁は優しくにこりと笑った。
ユキはその笑みについ下唇を噛んでしまう。
仁の優しさが歯がゆくてならなかった。
「あのさ、そこ怒るとこだと思う。私、失敗談を持ち出して仁のこと貶したんだよ。それなのにどうして笑ってられるの?」
「ユキこそどうしたんだよ。まるで僕と喧嘩したいみたいだ。それじゃ僕もはっきり言うけど、トイラは死んだんだ。もう居ないから僕は何も恐れるものはない。僕だってトイラに負けないくらいユキのこと好きなんだ。だから僕はユキのこと待てるんだ」
「仁、もうやめて。トイラの死のことはあなたの口から聞きたくない。やっぱり私たち、離れた方がいい」
ユキは耳を塞ぎたくなった。
「どうしてだよ。今は想い出を共有するように一緒にいるだけでもいいじゃないか。僕たちふたりしかこの町で起こったこと知らないんだから」
「違うの、やっぱり私はトイラが好きだって気が付いた。そしてそれはずっと手放したくないし、誰とも共有したくない。一生一人でその思いを抱いて生きていきたいって思う。そしてやがて命を全うして私はいつしか彼の元へ……」
「何、バカなこといってんだよ。美談もいいとこだよ。その長い人生ずっと死んだ奴のこと思って暮らすっていうのか」
「うん」
ユキこそ意固地になっていると仁は感じた。
「ユキこそ、どこかで罪悪感を抱いてしまってるだけだろ。何も僕に気を遣うことなんてないんだよ。僕はユキの力になれることが嬉しいくらいだよ」
仁は優しくにこりと笑った。
ユキはその笑みについ下唇を噛んでしまう。
仁の優しさが歯がゆくてならなかった。
「あのさ、そこ怒るとこだと思う。私、失敗談を持ち出して仁のこと貶したんだよ。それなのにどうして笑ってられるの?」
「ユキこそどうしたんだよ。まるで僕と喧嘩したいみたいだ。それじゃ僕もはっきり言うけど、トイラは死んだんだ。もう居ないから僕は何も恐れるものはない。僕だってトイラに負けないくらいユキのこと好きなんだ。だから僕はユキのこと待てるんだ」
「仁、もうやめて。トイラの死のことはあなたの口から聞きたくない。やっぱり私たち、離れた方がいい」
ユキは耳を塞ぎたくなった。
「どうしてだよ。今は想い出を共有するように一緒にいるだけでもいいじゃないか。僕たちふたりしかこの町で起こったこと知らないんだから」
「違うの、やっぱり私はトイラが好きだって気が付いた。そしてそれはずっと手放したくないし、誰とも共有したくない。一生一人でその思いを抱いて生きていきたいって思う。そしてやがて命を全うして私はいつしか彼の元へ……」
「何、バカなこといってんだよ。美談もいいとこだよ。その長い人生ずっと死んだ奴のこと思って暮らすっていうのか」
「うん」
ユキこそ意固地になっていると仁は感じた。