恋かもしれない
***
それから数日が経ち、松崎さんの出発の日が明後日に迫ってきた。
「プレゼント良し! 地図良し!」
テーブルの上に置いてあるものを、電車の車掌のように指差し確認をして、美也子さんからもらった松崎さんの搭乗スケジュールと自分が乗る電車の時間を確認する。
うん、全部準備万端。あとは、当日を待つだけ。
美也子さんにプレゼントのことを相談した結果、スウェーデンは今からの季節どんどん急激に寒くなっていくそうで、あったかいマフラーや手袋がいいということだった。
飛行機に持ちこんでも邪魔にならないように、小さなものがいいとも言った。
なので、手袋にしてみた。
「松崎さん使ってくれるといいな」
というかその前に、もらってくれるといいな。
想いを伝えるための言葉をスラスラ言えるように、メモとにらめっこしてぶつぶつと繰り返していると、スマホが電話の着信を告げた。画面には、『Lapin noir』と出ている。
「美也子さんだ。私、何か忘れ物をしたっけ?」
それから数日が経ち、松崎さんの出発の日が明後日に迫ってきた。
「プレゼント良し! 地図良し!」
テーブルの上に置いてあるものを、電車の車掌のように指差し確認をして、美也子さんからもらった松崎さんの搭乗スケジュールと自分が乗る電車の時間を確認する。
うん、全部準備万端。あとは、当日を待つだけ。
美也子さんにプレゼントのことを相談した結果、スウェーデンは今からの季節どんどん急激に寒くなっていくそうで、あったかいマフラーや手袋がいいということだった。
飛行機に持ちこんでも邪魔にならないように、小さなものがいいとも言った。
なので、手袋にしてみた。
「松崎さん使ってくれるといいな」
というかその前に、もらってくれるといいな。
想いを伝えるための言葉をスラスラ言えるように、メモとにらめっこしてぶつぶつと繰り返していると、スマホが電話の着信を告げた。画面には、『Lapin noir』と出ている。
「美也子さんだ。私、何か忘れ物をしたっけ?」