恋かもしれない
午後になると、美也子さんが事務所にいる時間が長くなる。

そのほとんどの時間を、北欧にいる現地バイヤーとの電話と新たな開拓に費やして、今はスウェーデンと電話中だ。

日本が十四時だと、あちらは朝の七時ごろ。

よく分からない言語をBGMにして、私はお客様からの入金確認とお問い合わせメールの対応をして、チャイムが鳴ればお店に出て、十七時までに発送しましたメールを作る。

美也子さんが台帳と品を最終チェックして滞りなく出荷が済めば、メールを一斉送信してくれるのだ。

< 20 / 210 >

この作品をシェア

pagetop