恋かもしれない
「い、行かないで、待ってください。まだ、言えてないんです。あ、あの、私、松崎さんと一緒にいると、ドキドキして、うまく言葉が出て来なくて……ごめんなさい」
「それ、本当ですか。結婚相談所で紹介された人は?」
「こ、断りました。ま、松崎さんにしか、ドキドキしないから。でも、松崎さんには、北本先生がいること知ってます。でも、私、あの……その……」
「綾瀬さん」
松崎さんは、ぎゅっと服を掴んでいた私の手を包むように握って離すように促した。
そして、私と真っ直ぐに向かい合う。
「あなたは勘違いしています。麻里……北本先生とは、綾瀬さんが考えているような関係じゃありません。従姉で、すでにイケメン医師と結婚しています」
「え、そう、なんですか?」
結婚している。従姉……。
そうか、だから親密に見えたんだ……。
「それ、本当ですか。結婚相談所で紹介された人は?」
「こ、断りました。ま、松崎さんにしか、ドキドキしないから。でも、松崎さんには、北本先生がいること知ってます。でも、私、あの……その……」
「綾瀬さん」
松崎さんは、ぎゅっと服を掴んでいた私の手を包むように握って離すように促した。
そして、私と真っ直ぐに向かい合う。
「あなたは勘違いしています。麻里……北本先生とは、綾瀬さんが考えているような関係じゃありません。従姉で、すでにイケメン医師と結婚しています」
「え、そう、なんですか?」
結婚している。従姉……。
そうか、だから親密に見えたんだ……。