恋かもしれない
***

初めての告白が成功して恋が実り、季節は進んで今は十二月。

松崎さんがスウェーデンに出発してから、もう数か月が経っている。

「奈っちゃん、今日届いたこれ、検品済んだからお願いね」

事務所に入ってきた美也子さんに、入荷リストを渡された。

「はい。わあ、すごい! またたくさん入荷しましたね!」

「クリスマスが近いから、たくさん入れてもらったの。あっちはもう雪深いわね」

「はい。彼も、ラインで『寒い~』って言ってました」

「でも、もうそろそろ帰ってくるんでしょ? 主人がそう言っていたわ」

「はい、早く会いたいです」

『クリスマスまでには、帰ります』

約一週間前ではそう言っていた。

具体的な日は決まってないみたいだけれど、クリスマスが一緒に過ごせるのならすごくうれしい。

プレゼントも考えておかなくちゃ。何がいいかな。


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