恋かもしれない
「そう。それで話も出来て親しくなれる。色の好みを聞けば、お返しするものも選びやすくなるわ。で、買ったら今度は『お渡ししたいものがあります』って、奈っちゃんから誘えるじゃない!」

ね?『次』が生まれるでしょ?と、まだ買っちゃダメ!と念押ししてくる。

そのキラキラした笑顔を見ながら、うなずく。

「そう、ですよね」

――誘う――

しかも二回も、だなんて。

私に、そんなこと出来るのだろうか。
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