幸せの華
「僕ら、蓮華と心華は同じ誕生日でそれぞれ婚約者がいます。
そして…心華の中に痣のある者は居なかった」
そういう優の目線は麗華に向く。
他のメンバーは今ある状況を見守っているだけだった。
「え、待ってよ。
私も多分みんなと同じ誕生日だとは思う。
けど私にも痣なんて…っ」
そういい麗華は自分の左胸付近を露わにしたが何も痣などなかった。
「今はまだ無いだけなんです。
先程も言いましたがもうすぐ姫の覚醒が始まる、と。」
「嘘よね?私がそうだとでも言うの?
確かにまだ覚醒は来てないけど…何で私が…」
焦りを隠せない麗華。
吸血鬼にとって姫という存在はとてつもなく護られる存在である。
女王の次に偉い立場になるからだ。
そしてその姫にも格付けがされる。
痣とゆってもみんながみんな一緒な訳ではないが血の種類によって地位が変わる。
女王は青の薔薇の痣、姫は赤、ピンク、白によって格付けされる。
白の薔薇を持つ姫が1番下、その上がピンク、姫の中でトップが赤の薔薇なのだ。
そしてその痣は覚醒の時に浮かび上がるのだ。
そして…心華の中に痣のある者は居なかった」
そういう優の目線は麗華に向く。
他のメンバーは今ある状況を見守っているだけだった。
「え、待ってよ。
私も多分みんなと同じ誕生日だとは思う。
けど私にも痣なんて…っ」
そういい麗華は自分の左胸付近を露わにしたが何も痣などなかった。
「今はまだ無いだけなんです。
先程も言いましたがもうすぐ姫の覚醒が始まる、と。」
「嘘よね?私がそうだとでも言うの?
確かにまだ覚醒は来てないけど…何で私が…」
焦りを隠せない麗華。
吸血鬼にとって姫という存在はとてつもなく護られる存在である。
女王の次に偉い立場になるからだ。
そしてその姫にも格付けがされる。
痣とゆってもみんながみんな一緒な訳ではないが血の種類によって地位が変わる。
女王は青の薔薇の痣、姫は赤、ピンク、白によって格付けされる。
白の薔薇を持つ姫が1番下、その上がピンク、姫の中でトップが赤の薔薇なのだ。
そしてその痣は覚醒の時に浮かび上がるのだ。