学校一クールなキミのお世話係になりました
「待って、こんなの騙すみたいでよくないよ。プレゼントくらい受け取ってあげなよ」
「嫌」
そっけなく言ってますます手を握る力を強める彼に、文句を言ってやりたいのに言葉が続かなかった。
凄く近くに彼の綺麗な横顔があって、ドキドキと胸が鳴るのを悟られたくない。
「うーっす、お二人さん、朝から熱いね。なんだよ結局付き合ってんのかよ」
正門前あたりで後ろから来た遠藤君に冷やかすように声をかけられると、さっと俯く。恥ずかしくてたまらない。
「お前ばっか可愛い子にモテやがって、で、どっちから告ったんだよ?」
「まだ、付き合ってないけど。いま口説いてるとこ」
無表情で、答える北原君の目は堂々としていて、よくまあこんな大嘘がペラペラでてくるもんだと呆れた。
口説いてる、だなんてよく言うよ。
「嫌」
そっけなく言ってますます手を握る力を強める彼に、文句を言ってやりたいのに言葉が続かなかった。
凄く近くに彼の綺麗な横顔があって、ドキドキと胸が鳴るのを悟られたくない。
「うーっす、お二人さん、朝から熱いね。なんだよ結局付き合ってんのかよ」
正門前あたりで後ろから来た遠藤君に冷やかすように声をかけられると、さっと俯く。恥ずかしくてたまらない。
「お前ばっか可愛い子にモテやがって、で、どっちから告ったんだよ?」
「まだ、付き合ってないけど。いま口説いてるとこ」
無表情で、答える北原君の目は堂々としていて、よくまあこんな大嘘がペラペラでてくるもんだと呆れた。
口説いてる、だなんてよく言うよ。