学校一クールなキミのお世話係になりました
「知らない人から物は貰えない」
「もうっ、そんなこと言って」
強引に手を引かれてその場を離れて、彼の靴箱の前で立ち止まる。
彼の上靴を取り出そうと靴箱を開けたら中には小さいプレゼントや手紙がたくさん入っていてちょっとビックリするくらいの量だ。
北原くんはふーって嫌そうに息を吐く。
「あ、どうするこれ?カバンに入れてあげようか?」
「全部捨てといて」
「は?」
「ほんとありがた迷惑」
「ちょっとなんてこと言うのよ」
「けどキリがないし」
こんなに綺麗で優しげな顔をしているくせに、なんて残酷なことを言うんだろう。
いい加減、腹が立ってきた。
「こういうの捨てろとか最低っ。みんな北原君のために真心を込めて贈ってくれたものなんだからね」
「もうっ、そんなこと言って」
強引に手を引かれてその場を離れて、彼の靴箱の前で立ち止まる。
彼の上靴を取り出そうと靴箱を開けたら中には小さいプレゼントや手紙がたくさん入っていてちょっとビックリするくらいの量だ。
北原くんはふーって嫌そうに息を吐く。
「あ、どうするこれ?カバンに入れてあげようか?」
「全部捨てといて」
「は?」
「ほんとありがた迷惑」
「ちょっとなんてこと言うのよ」
「けどキリがないし」
こんなに綺麗で優しげな顔をしているくせに、なんて残酷なことを言うんだろう。
いい加減、腹が立ってきた。
「こういうの捨てろとか最低っ。みんな北原君のために真心を込めて贈ってくれたものなんだからね」