涙の裏側    ~もう一人の私~
「マスター。
私……………自分が思っているよりも…………寂しかったみたい。
一人でいる時には感じたことなんてなかったのに…………
誰かと一緒にいると………感じるものなんだね。
だからかな?
私が独占欲が強いのって……………。
ねぇ、マスター。
お店…………ずっと続けててね。
私の唯一の居場所だから………………。」

彼には、素直な自分の気持ちが伝えられる。

これが…………甘えてるってことなのかな?

あの日………

悠人先生に失恋して

唯先生や彩先生を巻き込んで、迷惑かけたけど…………

それは彼と彼のお店に出会うための、プロセスだったのかな?

少しは私も…………幸せになれるかな。
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