終わらない物語を、君に
「魔女の私と吸血鬼のあなた。
こんなにお似合いのふたりはいないわ」

「そうだね」

スクーナも目を細めて笑い返す。

たとえそれが本心でなくてもかまわない。
その言葉が聞けただけで十分。
それに正直に話せば、もしかしたら一緒に生きることを選んでくれるかもしれない。

明るい希望がスクーナの胸の中に灯った。



その後もスクーナはレスティンの元に通い続けた。
が、最近のレスティンはどことなく暗い。

「アーバンさんちの奥様と娘さんが亡くなったの」

「……そう」

つい二日前、ダニエルとその祖母の葬式を出した。
その三日前はヴェストルの息子。
そのさらに一日前には……。
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