終わらない物語を、君に
骨は折れていないようだが、ざっくりと切れていることは間違いない。
現に、ズボンを伝い落ちてくる血が濡らしている。
男の方に一歩踏み出すと、ふたりの村人が同時に鍬と鋤で降りかかってきた。
「この吸血鬼が!」
「久しぶりの食事なんだから、邪魔しないでくれるかなぁ」
両腕で受け、そのまま払うと、村人は遠くまで吹っ飛んだ。
震える男に牙をたてようとして、後ろに迫ってきた男を回し蹴りで吹っ飛ばす。
「君たちは順番ってものを知らないの?」
血を吸ったせいか、気分が高揚する。
このまま全員、倒せそうな気さえした。
次の男に噛みつこうとした瞬間。
「やめて!」
レスティンの声に、凪いだ湖のようにその場が静まり返った。
戸口にはレスティンが壁に縋って立っている。
「スクーナ、もうやめて」
現に、ズボンを伝い落ちてくる血が濡らしている。
男の方に一歩踏み出すと、ふたりの村人が同時に鍬と鋤で降りかかってきた。
「この吸血鬼が!」
「久しぶりの食事なんだから、邪魔しないでくれるかなぁ」
両腕で受け、そのまま払うと、村人は遠くまで吹っ飛んだ。
震える男に牙をたてようとして、後ろに迫ってきた男を回し蹴りで吹っ飛ばす。
「君たちは順番ってものを知らないの?」
血を吸ったせいか、気分が高揚する。
このまま全員、倒せそうな気さえした。
次の男に噛みつこうとした瞬間。
「やめて!」
レスティンの声に、凪いだ湖のようにその場が静まり返った。
戸口にはレスティンが壁に縋って立っている。
「スクーナ、もうやめて」