俺の新妻~御曹司の煽られる独占欲~

そしたら私は傷ついた顔をしてしょんぼり肩を落とすんだ。

『せっかく和樹さんのために一生懸命つくったのに、怒るなんてひどいです』なんて泣いたりすれば、一方的によせられる愛の重さと、身勝手な私のうっとうしさに愛想をつかすに決まってる。

よし、これで一歩離婚に近づける。

そう思ってこぶしを握っていると、スマホが震えた。

和樹さんはどうやら急な仕事が入り一泊の出張にいくことになったらしい。
今日は帰れないというメッセージがきていた。

そっか、忙しいんだなぁ。
なんて少しさみしい気持ちになる。

食事の準備の手を止めしょんぼりしていると、インターフォンの音がした。

「あ、穂積さんだ」

画面に映った秘書の穂積さんに、オートロックを解除する。


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