それでも君を
「どのくらい続ければ良くなるのかなぁ…」



2週間に1回の点滴なんて、離脱できる日が早いに越したことはない。



「早く内服だけに戻りたいよね」



あ…、濁された……



一瞬、真ちゃんの視線がふっと泳ぐのを見逃さなかった。



もしかして、この治療…途中でやめられないの……?



部屋に落ちた小さな沈黙。



真ちゃんの優しさの裏にある“何か”を感じ取って不安が一気に膨らんだけれど、それを口にして確かめる勇気は、今の私にはまだなかった。

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