Sweet in my Room!!
電話を切り、玄関に戻る。
「はぁ…どうしよ…」
勢いあまって一緒に暮らすなんて言っちゃったケド…
はぁ………
でもあたしが頼みの綱っぽいし…
まぁ二神サンの息子だから全く繋がりないわけじゃないし…
これも一種のボランティアだと思って……
ガチャ――――
玄関のドアをゆっくりと開ける。
そこにはうなだれるようにしてしゃがみこむカレの姿があった。
「あの…とりあえず中入ってください。」
「あ…ハイ…」
カレはゆっくりと腰をあげるとボストンバッグを持ち直し、家の中へと入ってきた。
―――――――――
「………………」
「………………」
……………………
あーもー
なんだこの沈黙!
重ッ!
おッも!
「…えっと…二神さん…ですよね。」
口火を切ったのはあたしの方だったが、第一声がまさかの名前の確認ってゆーなんとも気の効かない質問。
「はい…二神ですけど…」
「下の名前は…龍仁…サン?」
「はい…龍仁ですけど…」
なんだこの会話。
カチッ、カチッ、カチッ…………
時計の秒針を刻む音がやけに大きく聞こえる。
「はぁ…どうしよ…」
勢いあまって一緒に暮らすなんて言っちゃったケド…
はぁ………
でもあたしが頼みの綱っぽいし…
まぁ二神サンの息子だから全く繋がりないわけじゃないし…
これも一種のボランティアだと思って……
ガチャ――――
玄関のドアをゆっくりと開ける。
そこにはうなだれるようにしてしゃがみこむカレの姿があった。
「あの…とりあえず中入ってください。」
「あ…ハイ…」
カレはゆっくりと腰をあげるとボストンバッグを持ち直し、家の中へと入ってきた。
―――――――――
「………………」
「………………」
……………………
あーもー
なんだこの沈黙!
重ッ!
おッも!
「…えっと…二神さん…ですよね。」
口火を切ったのはあたしの方だったが、第一声がまさかの名前の確認ってゆーなんとも気の効かない質問。
「はい…二神ですけど…」
「下の名前は…龍仁…サン?」
「はい…龍仁ですけど…」
なんだこの会話。
カチッ、カチッ、カチッ…………
時計の秒針を刻む音がやけに大きく聞こえる。