バンドしようよ!
「テクニシャンでも何でもないからな。
あたしは」とあたし。

全く。

冷や汗が出る。

とはいえ、ドラマーはサポートとして入っているのだが。

ハクメンの指導を思い出す。

「ハクメン。
どうよ?」

ハクメンは、ベースだ。

「まあまあ」とハクメン。

「で、だ。
対バンだからな」とあたし。

シドがいう。

「意志が重要だ」

と。
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