夢物語
「合格おめでとう!」
優くんは無事に第一志望の公立高校に合格し、合格祝いパーティーが西本家で開かれ、私と両親は招かれた。
「今日は近所のお寿司屋さんに、特上寿司をお願いしました」
西本さんが注文してくれた特上寿司は、木製の船の形をした入れ物の中に並べられていた。
優くんがお皿をテーブルの上に並べ、小皿にお寿司用の醤油を入れている。
「真由ちゃんのおかげで優も、四月から無事に高校生になれて感謝してるよ」
西本さんが穏やかな笑みを浮かべる。
相変わらずの素敵な笑顔に、一瞬どきっとする。
「真由の教え方が悪くて不合格なんてなったらどうしようかと我々も心配してたんだけど、優くんが見事公立も私立も合格してくれて、こっちも自分の子供のように安堵してるよ」
うちの両親も我が事のように喜んでくれた。
私がせっかく教育学部に入学したのに、教員の道を選ばなくて心配かけたりもしたけれど、優くんを無事に高校に進学させることができて私も安堵。
「真由ちゃんも晴れてこの春から、司書の道へ進むんだね。就職祝いも兼ねなくちゃ」
「非常勤ですけどね」
正規職員の募集枠が極めて少なく、残念ながら合格はできなかったものの、非常勤の枠で何とか潜り込むことができた。
そんな私の就職祝いも兼ねて、この夜は飲食を楽しんだ。
優くんは無事に第一志望の公立高校に合格し、合格祝いパーティーが西本家で開かれ、私と両親は招かれた。
「今日は近所のお寿司屋さんに、特上寿司をお願いしました」
西本さんが注文してくれた特上寿司は、木製の船の形をした入れ物の中に並べられていた。
優くんがお皿をテーブルの上に並べ、小皿にお寿司用の醤油を入れている。
「真由ちゃんのおかげで優も、四月から無事に高校生になれて感謝してるよ」
西本さんが穏やかな笑みを浮かべる。
相変わらずの素敵な笑顔に、一瞬どきっとする。
「真由の教え方が悪くて不合格なんてなったらどうしようかと我々も心配してたんだけど、優くんが見事公立も私立も合格してくれて、こっちも自分の子供のように安堵してるよ」
うちの両親も我が事のように喜んでくれた。
私がせっかく教育学部に入学したのに、教員の道を選ばなくて心配かけたりもしたけれど、優くんを無事に高校に進学させることができて私も安堵。
「真由ちゃんも晴れてこの春から、司書の道へ進むんだね。就職祝いも兼ねなくちゃ」
「非常勤ですけどね」
正規職員の募集枠が極めて少なく、残念ながら合格はできなかったものの、非常勤の枠で何とか潜り込むことができた。
そんな私の就職祝いも兼ねて、この夜は飲食を楽しんだ。