夢物語
私は、競技に関する経歴も偽っている。
実際に申告している競技経験よりも、実は倍近い経験年数を要している。
昔のことを知られたくないために、今のチームに入る以前の経験は抹殺している。
だから、申告している競技年数の割には上達が早いと思われているのだけど……疑念に感じて調べる人まではいないので、誰も真相には気付かない。
私がかつて別の団体に所属していて、そこで不倫騒動を起こした履歴は完全に抹殺できている。
今の私には、華やかな競技人生しか存在しない……。
「高橋さんたちも、練習後焼き鳥屋さん行かない?」
ぼーっと昔のことなどを思い出していると、今度は不意に西本くんに誘われた。
ただし私単独ではなく、小倉さんや塩田さんなど、サークル仲間全員に声をかけている。
「私は大丈夫。土曜日だし。小倉さんと塩田さんもどう?」
「体育館内暑かったし、一旦車を置きに帰ってビール飲みたいな!」
みんな即OKで、一緒に出掛けることとなった。
今のチームに入って、競技も仲間との関係もとても充実している。
昔のことなんてもう思い出さないくらいに捨ててしまい、今の楽しいことだけを追求していこうと再確認。
実際に申告している競技経験よりも、実は倍近い経験年数を要している。
昔のことを知られたくないために、今のチームに入る以前の経験は抹殺している。
だから、申告している競技年数の割には上達が早いと思われているのだけど……疑念に感じて調べる人まではいないので、誰も真相には気付かない。
私がかつて別の団体に所属していて、そこで不倫騒動を起こした履歴は完全に抹殺できている。
今の私には、華やかな競技人生しか存在しない……。
「高橋さんたちも、練習後焼き鳥屋さん行かない?」
ぼーっと昔のことなどを思い出していると、今度は不意に西本くんに誘われた。
ただし私単独ではなく、小倉さんや塩田さんなど、サークル仲間全員に声をかけている。
「私は大丈夫。土曜日だし。小倉さんと塩田さんもどう?」
「体育館内暑かったし、一旦車を置きに帰ってビール飲みたいな!」
みんな即OKで、一緒に出掛けることとなった。
今のチームに入って、競技も仲間との関係もとても充実している。
昔のことなんてもう思い出さないくらいに捨ててしまい、今の楽しいことだけを追求していこうと再確認。