「Last note」特性を持つ者へ〜5
「留置所の人間には、奇跡や自由なんだろうな。こっちはそうではない。"無垢"は地震をも引き起こす存在だぞ?皆騙されてる。」

「櫂の言う通りだと思う。それで新太くんの件は?」

櫂はメガネをまた外し、再度新太くんを見つめる。

「新太くんは"無効化"の特性保持者だ。」

「へ?!…無効化?」

新太くんは自分も特性保持者だと言う事が少し気恥がしいようで、鼻の下を掻くとニカッと笑った。

「"効かない"存在がいるだろう?」

そう。稀に特性が効かない相手がいるのだ。
俺は確認する為、新太くんに"魔性"を仕掛けた。

「新太くん、"絵梨奈ちゃんにキスして。"」

「なっっ!?青山刑事!?///」
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