どんなに遠く離れていても
その日の夜。17時ぐらいだった。
携帯がいきなりぐるぐるし始めた。
そして…初期化していますの文字が。。
山崎に遠隔操作で初期化にされてしまったのだった。
でもWifi環境にいれば携帯が操作できるよと裕輔が教えてくれ、Facebookだけ幸いIDとパスワードを覚えていたからログインし直した。
裕輔と夕飯を買い出しに行く事になり出掛ける準備をしていたら突然電話の着信音が聞こえた。
『はい。もしもし…。』
裕輔の口調が変わった。ずっと敬語だった。
電話が終わると裕輔が言った。
『美琴、家に帰ろう。すごい両親心配しているって。』
裕輔いわく友達に私の事を話したら、そこから千葉の方に伝わったらしく…。
その千葉の人はパパの知り合いだった。
裕輔は私の両親に電話をし、親が迎え来てくれる事になった。
でも私は…。
「怖い。帰りたくない。。」って駄々こねた。
『これは俺ら将来の為やで。いつまでもこのまんまって訳にもいかないよ?大丈夫!俺が隣に居てちゃんと両親と話するから。
俺を信じて。』
そう言われたから。。
自分もちゃんとしなきゃって思って裕輔の言葉を信じた。
会ったら何て言われるのかな。怖いな…。
たくさんの不安があった。裕輔は携帯をいじっていた。
しばらくお互い無言だった。
携帯がいきなりぐるぐるし始めた。
そして…初期化していますの文字が。。
山崎に遠隔操作で初期化にされてしまったのだった。
でもWifi環境にいれば携帯が操作できるよと裕輔が教えてくれ、Facebookだけ幸いIDとパスワードを覚えていたからログインし直した。
裕輔と夕飯を買い出しに行く事になり出掛ける準備をしていたら突然電話の着信音が聞こえた。
『はい。もしもし…。』
裕輔の口調が変わった。ずっと敬語だった。
電話が終わると裕輔が言った。
『美琴、家に帰ろう。すごい両親心配しているって。』
裕輔いわく友達に私の事を話したら、そこから千葉の方に伝わったらしく…。
その千葉の人はパパの知り合いだった。
裕輔は私の両親に電話をし、親が迎え来てくれる事になった。
でも私は…。
「怖い。帰りたくない。。」って駄々こねた。
『これは俺ら将来の為やで。いつまでもこのまんまって訳にもいかないよ?大丈夫!俺が隣に居てちゃんと両親と話するから。
俺を信じて。』
そう言われたから。。
自分もちゃんとしなきゃって思って裕輔の言葉を信じた。
会ったら何て言われるのかな。怖いな…。
たくさんの不安があった。裕輔は携帯をいじっていた。
しばらくお互い無言だった。