どんなに遠く離れていても
夜中1時を過ぎた頃。
親が待ち合わせのガストに着いた。
久し振りに見た両親は顔がとてもやつれて見えた。
中々目を合わせられずにいたけど。。
「ごめんなさい。」
この言葉が私なりの精一杯だった。
「いやいや。あんた何その髪の色。髪染めないって言ってたじゃん。」
いきなり指摘された。
それから色んな質問をされた。
私は話をした。両親に全て。
話してる間はずっと隣で裕輔は私の手を握ってくれていた。
裕輔は私の事をずっとかばってくれた。
私が話に詰まった時は代わりに説明をし、裕輔も裕輔で私に対する気持ちも両親に伝えてくれた。
まだ家に帰るつもりはなかった私に。
母は説得をし始めた。
父と裕輔は2人で外に話をしに行った。
私と2人きりになった母は私の手を握り涙声で言った。
「ラブがね、美琴がいなくなってから体調崩しちゃってね…。こないだ手術終わったばっかなの。。早く帰ってあげて。」
ラブは私が保育園の年長から飼っている犬の事だ。
でも私の気持ちは揺るがなかった。。
母の目を冷たく見てしまっていた。
自分が自分じゃないみたいに感情がなくなっていた。
父と裕輔が戻ってきて、裕輔は両親にお願いしてくれた。
『本当に大事にするので美琴と付き合う事を認めて下さい』と。
でも私の両親はすぐには無理だと。彼に伝えた。
親が待ち合わせのガストに着いた。
久し振りに見た両親は顔がとてもやつれて見えた。
中々目を合わせられずにいたけど。。
「ごめんなさい。」
この言葉が私なりの精一杯だった。
「いやいや。あんた何その髪の色。髪染めないって言ってたじゃん。」
いきなり指摘された。
それから色んな質問をされた。
私は話をした。両親に全て。
話してる間はずっと隣で裕輔は私の手を握ってくれていた。
裕輔は私の事をずっとかばってくれた。
私が話に詰まった時は代わりに説明をし、裕輔も裕輔で私に対する気持ちも両親に伝えてくれた。
まだ家に帰るつもりはなかった私に。
母は説得をし始めた。
父と裕輔は2人で外に話をしに行った。
私と2人きりになった母は私の手を握り涙声で言った。
「ラブがね、美琴がいなくなってから体調崩しちゃってね…。こないだ手術終わったばっかなの。。早く帰ってあげて。」
ラブは私が保育園の年長から飼っている犬の事だ。
でも私の気持ちは揺るがなかった。。
母の目を冷たく見てしまっていた。
自分が自分じゃないみたいに感情がなくなっていた。
父と裕輔が戻ってきて、裕輔は両親にお願いしてくれた。
『本当に大事にするので美琴と付き合う事を認めて下さい』と。
でも私の両親はすぐには無理だと。彼に伝えた。