アブナイ王子様たち
混乱してしまい、思考が停止しそうになる。
ゆっくりとあとずさる私を完全にスルーするかのように、大学生の人たちが再び騒ぎだした。
「ねぇ、今、公開キスって言ったよね?
我妻くんとあの女の子、付き合ってるってことじゃない⁉︎」
「いいなー、付き合ってる人がいるって」
「まぁ、我妻が連れてきた子が彼女だろうと思うよな」
「我妻くんの彼女、すごく可愛いよね!
誰もが羨む、超お似合いのカップルだよ!」
「美男美女のカップルか〜、いいね!」
私が翔さんの彼女だという前提で話してるけど。
決して、私は翔さんの彼女なんかじゃないですからね!
翔さんのことなんか、嫌いだもん!
ゆっくりとあとずさる私を完全にスルーするかのように、大学生の人たちが再び騒ぎだした。
「ねぇ、今、公開キスって言ったよね?
我妻くんとあの女の子、付き合ってるってことじゃない⁉︎」
「いいなー、付き合ってる人がいるって」
「まぁ、我妻が連れてきた子が彼女だろうと思うよな」
「我妻くんの彼女、すごく可愛いよね!
誰もが羨む、超お似合いのカップルだよ!」
「美男美女のカップルか〜、いいね!」
私が翔さんの彼女だという前提で話してるけど。
決して、私は翔さんの彼女なんかじゃないですからね!
翔さんのことなんか、嫌いだもん!