クールな御曹司と愛され新妻契約
「はい、もちろんです……っ」
本物のプロポーズの言葉に、今まで育んできた恋心を精一杯詰め込んで、破顔する。
千景さんは嬉しそうにくしゃりと微笑むと、まるで眩しい光を見るかのように目を細め、私の髪に指先を差し入れた。
「愛してる」
「……私も……愛して、ます」
その刹那。
千景さんは性急に私の体を強く掻き抱くと、深い口付けをした。
そうして……いつの間にか視界が反転し、私の上半身を閉じ込めるようにして千景さんが両腕を突く。
ソファの上に押し倒されているのだと理解した瞬間、彼は獣のようなキスで私を激しく貪った。
「ふ……んんっ」
ドキドキと鼓動を刻む心臓の音が鼓膜の内側で響く中、熱くなった体は、制御できないほどの快楽を感じていた。
彼の大きくて骨ばった手のひらが胸の上に這わされ、そのまま下腹部へ滑らされる。
体中を弄るような愛撫に、甘い疼きが止まらない。
鼻にかかったような、自分のものではないような高い声が喉から零れると、彼はもっと激しく体を寄せた。
「あっ……ち、千景さ……んっ」
絶え間なくキスをされ、柔らかく耳朶を食まれて、鼓膜を彼の甘い吐息が揺らす。
本物のプロポーズの言葉に、今まで育んできた恋心を精一杯詰め込んで、破顔する。
千景さんは嬉しそうにくしゃりと微笑むと、まるで眩しい光を見るかのように目を細め、私の髪に指先を差し入れた。
「愛してる」
「……私も……愛して、ます」
その刹那。
千景さんは性急に私の体を強く掻き抱くと、深い口付けをした。
そうして……いつの間にか視界が反転し、私の上半身を閉じ込めるようにして千景さんが両腕を突く。
ソファの上に押し倒されているのだと理解した瞬間、彼は獣のようなキスで私を激しく貪った。
「ふ……んんっ」
ドキドキと鼓動を刻む心臓の音が鼓膜の内側で響く中、熱くなった体は、制御できないほどの快楽を感じていた。
彼の大きくて骨ばった手のひらが胸の上に這わされ、そのまま下腹部へ滑らされる。
体中を弄るような愛撫に、甘い疼きが止まらない。
鼻にかかったような、自分のものではないような高い声が喉から零れると、彼はもっと激しく体を寄せた。
「あっ……ち、千景さ……んっ」
絶え間なくキスをされ、柔らかく耳朶を食まれて、鼓膜を彼の甘い吐息が揺らす。