無自覚片思いの相手は策士な肉食系でした
「私は朝陽を幸せにしたい。
ううん、絶対幸せにしてみせるから覚悟してて?」
「真未……」
呆気にとられたような顔をしていた朝陽はすぐにふっと微笑むと真未を抱き上げた。
朝陽より視線が高くなり、慌てて両肩に手を置くとその場でくるくると回り出す。
「やっぱり最高だな。
可愛い真未も好きだけど、男前な真未も好きだよ」
「……私も、どんな朝陽も大好きよ」
どちらからともなく顔を近づけて触れるだけのキスをすれば、招待客からの冷やかしの声が聞こえてきて二人で肩を竦めた。
「そう言えば、どうしてもこの日がいいってお父さん達に言ったって聞いたけど、どうして今日だったの?」
「……やっぱり気付いてなかったんだな」
その問いに朝陽は苦笑するとそっと真未の体を下ろすが回された腕は離れないまま、空いている方の手を頬に添えられると顔を近づけてきて、触れあう直前で止まると目を細めた。
「今日は、真未が何年もかけてやっと俺への想いを自覚してくれた日。
付き合い始めた記念日だよ」
「あ……!」
父親の言う通り、大事な記念日を忘れていたらしいと目を見開くと、朝陽は眉を下げて微笑んだ。
「結婚記念日はさすがに忘れないでほしいもんだな」
「……努力します」
その返事に朝陽は、うん。頑張って。と微笑むと優しくキスをした。
招待客から黄色い声が上がり、再びたくさんのフラワーシャワーが降り注ぐ。
その中心で真未は朝陽の腕の中、幸せな気持ちで満たされるのだった。
ううん、絶対幸せにしてみせるから覚悟してて?」
「真未……」
呆気にとられたような顔をしていた朝陽はすぐにふっと微笑むと真未を抱き上げた。
朝陽より視線が高くなり、慌てて両肩に手を置くとその場でくるくると回り出す。
「やっぱり最高だな。
可愛い真未も好きだけど、男前な真未も好きだよ」
「……私も、どんな朝陽も大好きよ」
どちらからともなく顔を近づけて触れるだけのキスをすれば、招待客からの冷やかしの声が聞こえてきて二人で肩を竦めた。
「そう言えば、どうしてもこの日がいいってお父さん達に言ったって聞いたけど、どうして今日だったの?」
「……やっぱり気付いてなかったんだな」
その問いに朝陽は苦笑するとそっと真未の体を下ろすが回された腕は離れないまま、空いている方の手を頬に添えられると顔を近づけてきて、触れあう直前で止まると目を細めた。
「今日は、真未が何年もかけてやっと俺への想いを自覚してくれた日。
付き合い始めた記念日だよ」
「あ……!」
父親の言う通り、大事な記念日を忘れていたらしいと目を見開くと、朝陽は眉を下げて微笑んだ。
「結婚記念日はさすがに忘れないでほしいもんだな」
「……努力します」
その返事に朝陽は、うん。頑張って。と微笑むと優しくキスをした。
招待客から黄色い声が上がり、再びたくさんのフラワーシャワーが降り注ぐ。
その中心で真未は朝陽の腕の中、幸せな気持ちで満たされるのだった。


