無自覚片思いの相手は策士な肉食系でした
「それでは誓いのキスを」
顔にかけられていたベールを上げられ、朝陽は愛しそうに目を細めて真未を見つめた。
ゆっくりと顔が近づき今まででいちばん胸を高鳴らせていると、そっと触れるだけのキスをした。
近づくとき同様、ゆっくり離れていく朝陽の顔を直視できなくて頬を赤らめていると神父が二人の結婚宣言をした。
朝陽と参列者の方へ向き深々と礼をすると、大きな拍手が上がる。
退場を促され父親と歩いた道を今度は朝陽と腕を組んでゆっくり歩くと、参列者として招待した親しい人たちから大量のフラワーシャワーがかけられた。
その中には陽菜もいて、感極まって涙を流しながら喜んでくれているのを見て真未も瞳を潤ませた。
「ねえ、朝陽……」
「ん?」
「お父さんと約束したって言ってたよね?
私を幸せにするって」
前を向きながらそう言うと朝陽は不思議そうに頷いた。
歩みを止めることなくゆっくり進みながら、その約束、守らなくていいよ。と言うと朝陽は驚いたように目を丸くした。
「なんで?」
「だって、私は朝陽が隣にいてくれるだけで幸せだもの。
それに、私だけ幸せになっても意味がないじゃない」
チャペルを出て朝陽を見上げると、まだ目を丸くしていた。
そんな朝陽の肩に手を置いてグイッと引っ張ると、うわっ!?と声を上げて体勢を崩したところを見計らって近づいた朝陽の頬にキスをして微笑んだ。
顔にかけられていたベールを上げられ、朝陽は愛しそうに目を細めて真未を見つめた。
ゆっくりと顔が近づき今まででいちばん胸を高鳴らせていると、そっと触れるだけのキスをした。
近づくとき同様、ゆっくり離れていく朝陽の顔を直視できなくて頬を赤らめていると神父が二人の結婚宣言をした。
朝陽と参列者の方へ向き深々と礼をすると、大きな拍手が上がる。
退場を促され父親と歩いた道を今度は朝陽と腕を組んでゆっくり歩くと、参列者として招待した親しい人たちから大量のフラワーシャワーがかけられた。
その中には陽菜もいて、感極まって涙を流しながら喜んでくれているのを見て真未も瞳を潤ませた。
「ねえ、朝陽……」
「ん?」
「お父さんと約束したって言ってたよね?
私を幸せにするって」
前を向きながらそう言うと朝陽は不思議そうに頷いた。
歩みを止めることなくゆっくり進みながら、その約束、守らなくていいよ。と言うと朝陽は驚いたように目を丸くした。
「なんで?」
「だって、私は朝陽が隣にいてくれるだけで幸せだもの。
それに、私だけ幸せになっても意味がないじゃない」
チャペルを出て朝陽を見上げると、まだ目を丸くしていた。
そんな朝陽の肩に手を置いてグイッと引っ張ると、うわっ!?と声を上げて体勢を崩したところを見計らって近づいた朝陽の頬にキスをして微笑んだ。