『ああ、死にたい。』そう呟く18時37分
年が明けて1月10日、疫禅士さんから、明後日入社にあたっての説明と書類を渡すから関西支社に来て欲しい。と連絡がありました。



明後日、つまり2日後ですね。
もう前職には退職の意思を示しているとはいえ、2日後にいきなり休めません。

しかも、提示された時間は昼でしたので、余計にです。



なので、疫禅士さんと前職の上司に謝りまくって、5日後・・・1月15日に設定してもらいました。





そして、1月15日。
14時開始ということだったので、折り目正しく、でも前回までを踏まえて10分前に到着。


出迎えてくれた疫禅士さんから一次面接と同じ会議室に案内されながら、もう一人来るからなんて爆弾発言を聞いてドキドキが増した感じで待機。



机の上に書類があって気になるけど、封筒に入っていたから触れない・・・。




もう一人が来たのは、13時58分。
穫豎堰(カジュイン)さん、
年齢は35歳、男、独身。
ハーフみたいで見た目は外国人ですが、名前も育ちも言葉も純日本。
外国語話せないから、良かったぁーと内心思いました。



穫豎堰さんと、これからよろしくお願いします。とか緊張しますね。とか雑談で間を持たせながら待っていました。



7、8分くらいですかね、確実に5分は経って疫禅士さんが来ました。



一次面接で使用した某インターネットサービスを再び利用して、関東本社にいる総務部の證皮(アカシガワ)さんに書類を説明してもらいます。



契約書
身元保証人
誓約書
保険書類
、等々




説明だけ、本当に説明だけで證皮さんとお別れをしまして。
一次面接の時みたいに、疫禅士さんは進行役に徹していました。



質問があったので、疫禅士さんに聞きました。
穫豎堰さんも同じだったようで、同調してくれました。




正社員で、試用期間3ヶ月という募集要項で、一次面接も社長面接もそれは変わらなかったのですが・・・




契約書には、契約社員、2月1日~4月30日。






疫禅士さんはにこやかに『試用期間は契約社員ですよ。よっぽどではない限り正社員の契約になるから何も問題ありませんよ。』


・・・・だそうです。


私も穫豎堰さんも、はぁ・・・(今言われても。)な感じでした。


見事な後出しですね。
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