『ああ、死にたい。』そう呟く18時37分

『違う。』『それは言い訳。』『そうじゃない。』『だからさぁ。』『もういい。』

何かをしようとしている時、
何かをし終わった時、

井狭岳さんと世匙訳さんに言われます。



例えば、
私が資料を印刷していて、その途中で電話がかかってきて対応していました。
その電話が終わるとすぐに、
『印刷物置きっぱなし。』と言われたので、
『すみません、まだ作業中で』と言いかけたら、
『言い訳はいいから。』と言われたり。



例えば、
タイムカード(ICカード)を管理するパソコンの電源を付けたら起動が遅かったのですが、待てが出来ないのか『大河内さんのせいで時間が遅くなった。』と言われたり。



私が理由や経緯を説明しようと話そうとしても、即言われてしまうのでまるで聞く耳を持ってもらえません。


数文字言えたとしても、それがちょっとでも井狭岳さんや井狭岳さんの思っている単語と違うと即否定されるので先に進まず堂々巡りです。


これが延々続きます。

毎日繰り返されます。



なので、いつ何時も悪いのは私になります。

なので、任せられないと仕事を取り上げられます。

なので、分からないまま仕事が終わります。



説明しようとする気力も無くなり、何を言っても無駄なんだなと無力さを感じるだけでした。
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