過去の精算
「ごめん。かえって恐怖心出たよな?
でも、ここまで大きくさせてるのは、未琴なんだぞ?」
「私…?」
「そう。未琴の事が大好きで、未琴のこの美しい体に、俺、今凄く興奮してる」
私に興奮してる…?
「未琴も、俺のモノを受け入れたくて仕方ないみたいだね?
こんなに蜜を溢れさせてる」
蜜…
「ここは未琴の蜜口だ」
「蜜口…?」
「俺だけが知ってる、特上の蜜の源。
絶対誰にも渡さない」
「そろそろ、良さそうかな?
未琴、おいで?」
互いに向き合い、私は彼を跨ぐように膝をつくと、彼は私の腰を支えた。
「ゆっくりっで良いから、腰を落として」
彼のモノが、私の蜜口を塞ぐ。
怖い…
「未琴…俺を見て?」
名前を呼ばられ、優しい彼の眼差しに恐怖心が和らいでいく。重なる唇からは熱い舌が差し込まれ、歯列をなぞられ、口内を弄る濃厚な彼のキスに頭の中が痺れて何も考えられなくなる。
「もっと舌を出して、俺のに絡めて?
未琴からのキスが欲しい」
言われるままに、彼の舌へ自分のモノを絡めていると、腰を支えていた彼の手に力が入った。
んっ…
「ほら、力入れないで、キスに集中して?」
ゆっくりゆっくり、腰を落とされ、痛みは有るが、好きな人と結ばれる喜びに、幸せを感じる。
「もう、入った?」
「半分だけ」
え?
まだ、半分なの…
「俺の首に腕回して捕まっててくれか?
立ち上がるぞ?」
えっ!
立ち上がるって…
このままどっかに移動するの?
こんな変な格好して?
彼は私を抱えたまま、浴槽の中に入った。
え?
「水中出産ってあるじゃん?
出産は出す方で、こっちは入れる方だけど、場所は同じだし、痛みは和らぐはずだから?」
「ホント?」
「さぁ?」
前谷君は口角を上げて笑うと、グイっと力を入れ私の中に入って来た。
「痛いっ」
「やっぱり痛いか?」
「嘘つき!」
「ごめんごめん。
全部入ったけど、開通したご感想は?」
「痛い、お腹いっぱい…」
彼のモノが私の奥深くまで入って、痛みと存在感がハンパない。
「メシ食い過ぎた?」
右口角を上げる彼に、馬鹿と言うと、彼は嬉しそうに、愛してると言ってキスをしてくれた。