星空の下、泣く君を
「お邪魔します」
愛美の母に挨拶し、愛美に案内されるまま家に入る。
「飲み物とか取りに行くから、ちょっと待ってて。」
そう言って出て行った愛美を見送り、愛美の部屋で
今後の最終確認をする。
よし、大丈夫。
しばらくして、愛美が戻ってくる。
「なんか、久しぶりだね。清秋が私の部屋にいるの。」
確かに、ここ数年俺は愛美の部屋に入っていない。
幼馴染とはいえ、男と女だ。
小学校中学年くらいから、互いの家には行っても、
部屋には入らなくなった。
久々の愛美の部屋は、俺の記憶の中とほぼ一緒だった。
「昔と変わんないな。」
そろそろ、言った方がいいだろう。
「…それで、話ってなんなの?」