おじさんは予防線にはなりません
いつの間にか後ろに立っていた宗正さんにひょいっとラムネアメの袋を奪われた。
「ええ、まあ」
「へぇ、そうなんだ。
そういえば知ってる?
池松係長、しょっちゅうパインアメ舐めてるの」
知っているに決まっている。
池松さんはよく、私にパインアメをくれるんだから。
「なんかこう、おっさん臭いよね。
昭和って感じで。
いや、実際、おっさんなんだけど」
次の瞬間、持っていたストッキングで宗正さんを叩いていた。
唖然としている宗正さんを無視してその手からラムネアメを奪い、レジへと向かう。
「なに怒ってんの」
「……」
「ねえ!」
会計をすませ足早に店を出た私を宗正さんが追ってきて、肩を掴んで振り向かせた。
「ええ、まあ」
「へぇ、そうなんだ。
そういえば知ってる?
池松係長、しょっちゅうパインアメ舐めてるの」
知っているに決まっている。
池松さんはよく、私にパインアメをくれるんだから。
「なんかこう、おっさん臭いよね。
昭和って感じで。
いや、実際、おっさんなんだけど」
次の瞬間、持っていたストッキングで宗正さんを叩いていた。
唖然としている宗正さんを無視してその手からラムネアメを奪い、レジへと向かう。
「なに怒ってんの」
「……」
「ねえ!」
会計をすませ足早に店を出た私を宗正さんが追ってきて、肩を掴んで振り向かせた。