おじさんは予防線にはなりません
あとで席次表と照らし合わせて、池松さんというのだと知った。
係長で、年は四十近いらしい。
「……終わったかな。
……次の説明……」
「本多課長!」
任された処理が終わった頃、本多課長が戻ってきた。
けれど私の隣の椅子に座るよりも早く、凄い勢いで夜会巻きの女性が迫ってくる。
「……な、なに?」
本多課長、怯えるのはいいけれど、私の背に隠れるのはどうかと思う。
「今度、カタログ用に新しいモデルを使うって話、どうなったんですか!?」
だん、女性が机に手を叩き付け、腰に手を当ててぐっと顔を近付けると、その耳のチェーンピアスがぶらぶらと揺れた。
というか、私越しに本多課長を睨むのはやめて欲しい。
「……その話、ね……。
外川部長が……いまの子で十分だろう……って」
係長で、年は四十近いらしい。
「……終わったかな。
……次の説明……」
「本多課長!」
任された処理が終わった頃、本多課長が戻ってきた。
けれど私の隣の椅子に座るよりも早く、凄い勢いで夜会巻きの女性が迫ってくる。
「……な、なに?」
本多課長、怯えるのはいいけれど、私の背に隠れるのはどうかと思う。
「今度、カタログ用に新しいモデルを使うって話、どうなったんですか!?」
だん、女性が机に手を叩き付け、腰に手を当ててぐっと顔を近付けると、その耳のチェーンピアスがぶらぶらと揺れた。
というか、私越しに本多課長を睨むのはやめて欲しい。
「……その話、ね……。
外川部長が……いまの子で十分だろう……って」