クラス一のリア充の家は、賑やかなシェアハウス
「どうして、秋田ちゃんを誘拐したの?君が美少女都道府県をしているところなんて見たことないけど…」

すると、マイケルは「フフフ…」と笑い出す。

「俺は隠れて美少女都道府県をしているんだ!!堂々とよくお前は教室でできるな!!羨ましいぜ」

マイケルの話をまとめると、マイケルは友達に囲まれて楽しく学校生活を送っているが、女子からモテなかった。部活もロボット研究会というロボット作りの部活で女子はいない。なので、非リアに人気の美少女都道府県を買ってみたところどハマり。秋田ちゃんのファンになった。ある日、家族と出かけた時に修也と歩く都道府県を目撃し後をつけた。すると、修也が美少女都道府県たちと暮らしているという事実を知ったという。

「お前、ズルイじゃねえか…」

マイケルは、思い切り修也を睨みつけた。

「リアルで女の子にキャーキャー言われてるくせに、ゲームの世界をつなぐ装置を作って家を都道府県とのシェアハウスにして!!俺に譲れってんだ!!」

そして次に、マイケルはかけるを睨みつけた。

「お前も!!そんなシェアハウスがあるなら俺に声をかけろよ!!俺だってモテモテになりたいんだよ!!」

「いや、僕は君と何の接点もないんだけど…」

かけるは呆れてしまった。隣に立つ修也も唖然としている。

「うるせ〜!!とにかく俺は秋田ちゃんだけでも俺のもんにするんだ!!」

そう言いながら、修也は秋田ちゃんに抱きつき頬ずり。秋田ちゃんは「ひっ!!」と悲鳴をあげる。
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