My Angel 〜私の天使〜
テストが終わり、1時間目との間があると思いきや、ないのだ。


なぜなら、1時間目はテスト監督の先生の授業だから。どのクラスもそうなっている。


だから1時間目は休み時間なしに行われのだ。
最悪だ。


ズカちゃんの授業はなんというか、適当だ。


よく検定系のやつである、“適当なものを選べ”


の、適当ではなく。そっちの適当じゃなくて、


本当に授業が適当なのだ。


だから生徒側としてはいいんだか悪いんだか。


まず当てる人が予測不能。先生は、黒板にチョークで文字を書いた後、

人を当てようと振り返った瞬間、目があった人ではなく、先生の目に1番最初に飛び込んだ人。


その人が当てられる。だから目を合わせまいと頑張っても意味がない。


寝ていようが、真面目に受けていようが、目を合わせまいとしていようが、目を必死に合わせようとしていようが、関係ない。


だから全員平等。生徒はいつ当てられるかわからないから、寝ている人は誰1人としていない。


そんなこのクラスも、とても真面目だと思う。寝ればいいのに。


寝たら当てられるわけじゃないのだから。
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