素肌に蜜とジョウネツ

すると、


「瀬名さん、社内恋愛で高輪マネージャーとかどうですか?」

「っ―…!」


いきなり美山ちゃんの口から出た“高輪マネージャー”の名前。

思わず必要以上に反応してしまう。


「な、な何で、高輪マネージャーの名前が出てくるのっ?」

「だって瀬名さん、昨日、目を輝かせてたじゃないですか」

「いや、あれは―…っ」


微スマイルに騙されて!

と、必死に言い訳しようとすると、


「でも既に競争率高いみたいですからねー。あのルックスで仕事も出来て優しくて紳士的となると、まぁ当たり前ですけど」


という美山ちゃんの言葉……

ルックス、仕事が出来るは、いいとして―…


「優しい?紳士―…的?」


誰が?

と、思ってしまう。


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