キミに夢中な俺‼

ああ、そうなのか、

俺がトイレに立った時、支店長と
専務もついてきた。
連れションか?


「大江、お前彼女はいないよな!!」

「え!!彼女ですか?いますよ。」

   OдOx2 嘘だろう


 「いいか!!彼女居ない事に
  していてくれ。」


「俺29ですよ。
 居ない方がおかしいでしょう。」


 「2、3ヶ月でいいんだ、
  頼む! 」
専務に頭を下げられ仕方なく承諾した。

席に戻ると若い者達は帰っていた。

「令佳ちゃん一人、
 あいつら、薄情な奴らだな!
 月曜日とっちめてやる。」


「いいんですよ。
 キャバクラに行くとか
言われてましたよ。
 大江さんも行きたかった?」

「アホな!!
 若くないから、女の子達には
相手にされませんよ。」


     「じゃあ彼女は?
      居ますか?」

「え、っとその~好きな子は
 いるよ。」


  「そうなんですか?
   ガッカリ、でも私も頑張り
   ます。ウフ」

「えっ!! つき合えないよ。
 令佳ちゃんには若い
いい男が合うと
 思うし。」

      「頑張ります。」

ま!! かわいいからいいか!!

「まずは妹から宜しく御願いします…。」

 「ゞ了解!!」
      
     ウフフ
     ハハハハ
その夜はタクシーで彼女の家まで送り
届けた。


マンションに帰ったのはAM1:00を
過ぎていた。
寝室に行くと紬はもうスッカリ
寝込んでいた。

23か紬より1歳上か。
あの子には若い男が合う
とか言っちゃったけど、
紬は絶対オレしか似合わないからな!!
紬の体をなでながら
言い聞かせるように呟いた。


「おはよー。
 昨日はゴメンな!! 」



「良いって、しかたないじゃん。
     仕事でしょ。」


ピカピカと携帯が光る!
「論、携帯光ってるよ。」

 「エ?誰から?アアアッ」 


「誰?-_-#」

 「アハハハハ^o^;支店長だな!!
  何だろな~!!」


論は携帯を持ってコンビニへ行くと
言ってソソクサと出て行った。


牛乳を買いに行くらしい。

フレンチトースト用のパンもないと
か言って、でも牛乳も半分、
トーストも三枚ある。

「ま、いいか!! 」






昨日の今日なのに令佳ちゃんから
ラインが来た。

「どうしたの?」

 「今日映画行きませんか?
  観たいのが有るんですけど
  一人じゃ入れなくて!,

今週で終わってしまうんですよ。
  友達も彼氏とデートって言うし
  論さんダメ元で誘ってみたんで
     すけど駄目?」


「終わるのか?みたい映画!。」

 「はい。そうなんです。」

「ン~‥!分かった。行こう。」

       「本当!」

「映画見たら帰るけどもいい?」

         「勿論です。
          嬉しい。ヾ」



「ゴメン、会社に呼び出された。
 2,3時間出てくるよ。」




そう言って出て行ったけど夕方何
だけど、帰って来ない。


心配になって、電話してみた。


「ゴメン、ちょっとトラブルで
遅くなるから寝てていいよ。」

「え~、つまんない。」




その連絡通り論が帰ってきたのは
AM2:00だった。
仕事だから大変何だな~とその時は
思っていた。



何回か同じ事があり流石に怪しい。

もう~モテ男と付き合うって大変!!
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