これからもずっとこの初恋を
お姉ちゃんが呆れるくらいだから相当だよね…。
重症だよ…。
「西城くん、久しぶりの再会がこんな形で残念だが娘を守ってくれたこと、本当に感謝している」
「いや、めいが奴に立てたことを心から喜んでいるよ」
私は同意するように何度も頷く。
「なぁ園、凄かったそうだな」
「めい格好良すぎて誰か分からないくらいだったけどほんと…ありがとね!」
園…!
「ううん、全然大したことじゃないよ!そんなことより園の役に立てて嬉しいよ!ほんとに…」
「本当にめいくんは立派だなぁ」
おじさまは感心した目で私をみてくれていたようだった。
「あぁ、我が家にの名に恥じない行動で嬉しいよ。めい」