これからもずっとこの初恋を
「ちげーよ」
「へ?」
何か間違ったこと言ったかな?
「俺は別にどっちでもいいけどせっかく息抜きするためにきてんのにお前が息抜きできなくてどうするんだよ。これは俺の息抜きじゃねーからめいが周りを気にする必要ない」
樹……。
「うんっ!ありがとう!嬉しい、じゃあ思う存分息抜きする!」
「あぁ、そうしろ」
樹は私に柔らかい笑みを見せた。
うーん…久しぶりの外の空気で気分が晴れていく。
やっぱり一日中部屋だと息苦しいもんね!
歩いていると輝くくらい綺麗な花を見つけた。
「わっ、綺麗…すごい!ねぇみてっいつ…」