これからもずっとこの初恋を





ていうか……。





こ、この状況って…!





2人で草むらの中で抱き合ってるって言っても過言じゃない状況になってる…!?





ドキ…ドキ。





何故か心臓がうるさくなっている。





し、静まれーーっ!





これじゃまるで…私が樹にドキドキしてるみたいになってる!





樹は…外の様子伺っててそんなの全く気にしてないみたいだけど……。





何この自分だけ気まずい感!





仕方ない、我慢するしかないよね…。





しばらくしてメイドさんが無事通って行ったあとに私たちは草むらから出た。





「っ、あー!怖かったー!み、見つかるかと思ってヒヤヒヤした…よね」





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