"好き"なんて言えない
「1人にしないで」
ベッドから起き上がろうとすると体勢が崩れて落ちそうになる

理「あっぶね」
抱き締めて支えられる

理「どした?調子狂うんだけど」
ククッと面白そうに笑うと手が額に伸びてくる

急に不安になって目を閉じる
理「熱いな。ごめん、怖がらせるつもりは無かったんだけどな...今日はここに泊まるか?親御さんに連絡しな?」

何故か勝手に話は進められていく
「その前に...ここってどこなの?」
理「姉貴んち」

「はい?!」
頭がついていかないんだけど

理「言ってなかったっけ?俺姉貴がいるんだよな」
そこじゃない!と心で突っ込みながら冷静に考える

学校で先輩に呼び出されてからの出来事を
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