元姫と隠された真実Ⅱ



「あんたが、そう仕向けたんでしょ。」


「まぁまぁ、仲良くしようよ。」


瑞希は、笑顔で言った。


・・・その笑顔は、とてつもなく怖かった。


私は、瑞希から目を逸らし、瑞希に手を引かれ車に乗った。


「沙羅、じゃあいこっか。」


瑞希は、笑って言った。


私の頭の中は、さっき蒼空が言ってたことでいっぱいだった。


「・・・私のせいで・・・。」


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