元姫と隠された真実Ⅱ



「翔たち・・・、舞華だったのか・・・?」


「・・・俺もだよ。」


そう言ったのは、涼だった。


「涼まで・・・。マジか・・・。」


透馬は、頭を抱えた。


「舞蝶。」


そう言って、翔が私に投げたのは舞華12代目総長と書いた特攻服だった。


それを着て、私はピアスを付けた。


「舞華12代目総長、源沙羅。」


その言葉に、倉庫内に居た舞華以外の人が全員目を見開いた。


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