キミの声を聞かせて
ホワイトデー
ラインのトーク画面を開く。
『明日の放課後 資料室で』
昨日の夜先生から送られてきたライン。期待していなかったわけではないが、本当に連絡を貰えるとドキドキした。今日は3月14日のホワイトデー。
「ねぇ結衣」
「え、なに?」
話しかけてきた佳奈に見られないよう急いでトーク画面を閉じる。
「好きな人できた?」
「え、いない、けど...」
「なんか最近妙に楽しそうなんだよねぇ〜。怪しい...」
「気のせいだって...」
私の思いは隠せないくらいになっているのだろうか。もういっそのこと先生に好きと言ってしまいたい。私はそう思ってしまっていた。

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