潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「あの時のホテル代幾らでしたか?私が払えるような額だといいんですけど」
今日の持ち合わせだけで足りるだろうか…と財布を取り出そうとすると、彼は「いいから」と手で止め、「あれはもうカード払いにしたので」と言ってくる。
「それにホテル代を女性に払わせる様な男はいないと思いますよ。あの時は緊急性もあったし、俺としても下心が全くなかったと言えば、嘘にもなりますし」
だから気にせずそのままにしておいていい…と断られてしまい__。
「でも…それじゃ、それならせめて酒代だけでも」
あの日本酒は絶対にいいお値段だった筈…と確信を込めて願うが、彼はヘラっと笑って受け流し、あんなの大したことない…と言い返してくる。
「そんなに気になるなら今日の昼食代だけは出して下さい。…俺、食べる店で一番値段の高い物を遠慮なく注文しますから」
それで差し引きゼロにしましょう、と言い渡され、弱りながらも若干は助かった…と思ってしまう。
「すみません。それじゃ、そうさせて下さい」
今日の持ち合わせだけで足りるだろうか…と財布を取り出そうとすると、彼は「いいから」と手で止め、「あれはもうカード払いにしたので」と言ってくる。
「それにホテル代を女性に払わせる様な男はいないと思いますよ。あの時は緊急性もあったし、俺としても下心が全くなかったと言えば、嘘にもなりますし」
だから気にせずそのままにしておいていい…と断られてしまい__。
「でも…それじゃ、それならせめて酒代だけでも」
あの日本酒は絶対にいいお値段だった筈…と確信を込めて願うが、彼はヘラっと笑って受け流し、あんなの大したことない…と言い返してくる。
「そんなに気になるなら今日の昼食代だけは出して下さい。…俺、食べる店で一番値段の高い物を遠慮なく注文しますから」
それで差し引きゼロにしましょう、と言い渡され、弱りながらも若干は助かった…と思ってしまう。
「すみません。それじゃ、そうさせて下さい」