潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
別にプライベートで行ってもいい…と諦め、夜になってから残業する方々、香純に『来週末は社用があって会えない』とメッセージを送ると、『私も』と短い返事が入ってきた。
『ちょっと用事があって』
だから丁度良かった…と安堵する文字を見ていると、子供みたいに、何だか詰まらない…と我儘を感じる。
「用事って何だよ」
詳しく教えてこい…と思ってしまうが、あんまりしつこく訊いて呆れられても嫌だしな。
「また親絡みかな」
破天荒な彼女の両親のことを思い出し、ずっと続けてた別居をやめ、この度母親が父親と暮らすことになり、家の売却話が出てたんだったな…と思いついた。
香純は、その母親の決心を誰よりも後押しすると言っていた。
父親にも母のことをお願い…と電話もかけていて、その会話を側で聞いていた俺としては、ジェラシー以外のものは感じなかったんだが。
(これは香純の願いだったしな。それが叶うんだから、子供みたいな嫉妬をするのはおかしいよな)
仕様がなく『再来週末には会おう』と文字を送ると、『うん♡』とハートマーク付きで返事が戻る。
それにニヤつきながら週末までの仕事をやり終えてしまおうと働き、土日のイベントに備えた。
『ちょっと用事があって』
だから丁度良かった…と安堵する文字を見ていると、子供みたいに、何だか詰まらない…と我儘を感じる。
「用事って何だよ」
詳しく教えてこい…と思ってしまうが、あんまりしつこく訊いて呆れられても嫌だしな。
「また親絡みかな」
破天荒な彼女の両親のことを思い出し、ずっと続けてた別居をやめ、この度母親が父親と暮らすことになり、家の売却話が出てたんだったな…と思いついた。
香純は、その母親の決心を誰よりも後押しすると言っていた。
父親にも母のことをお願い…と電話もかけていて、その会話を側で聞いていた俺としては、ジェラシー以外のものは感じなかったんだが。
(これは香純の願いだったしな。それが叶うんだから、子供みたいな嫉妬をするのはおかしいよな)
仕様がなく『再来週末には会おう』と文字を送ると、『うん♡』とハートマーク付きで返事が戻る。
それにニヤつきながら週末までの仕事をやり終えてしまおうと働き、土日のイベントに備えた。