はずむ恋~見つめて、触れて、ときめく~
入社式の夜、ふと思い出された七年前。七年の間に私は中学生から高校生、大学生となり、今は社会人。
かなり大人に見えた支配人と一緒に働ける大人になった。支配人もさっき大人になったと言ってくれた。
あの時は好きなタイプでも手の届かない大人だったけど、今は手を伸ばせば届く……ほら、届いた。
「えっと……横川さん、酔っているのかな?」
「はい? あ、ああ! す、すみません!」
私の右手は支配人の頬に触れていた。いつの間に?
いつの間に私は彼の隣に座っていたの?
手を引っ込めて、今の状況を確認しようと部屋を見回した。ここは夢のようなのスイートルーム。
たしか食事をして、デザートを食べて、写真を見せ合って、もう少し飲もうかと支配人が片付けを頼んだときに、ワインとフルーツを頼んでくれて……で、それから何していた?
「どこまで覚えている?」
「あ、ワインを飲んで、まぶたが重くなっていたら、支配人が眠いの?と聞いてきました」
「うん、それから?」
「それで、ワインをこんなに飲んだのは初めてだからか、眠くなりましたと言いまして」
かなり大人に見えた支配人と一緒に働ける大人になった。支配人もさっき大人になったと言ってくれた。
あの時は好きなタイプでも手の届かない大人だったけど、今は手を伸ばせば届く……ほら、届いた。
「えっと……横川さん、酔っているのかな?」
「はい? あ、ああ! す、すみません!」
私の右手は支配人の頬に触れていた。いつの間に?
いつの間に私は彼の隣に座っていたの?
手を引っ込めて、今の状況を確認しようと部屋を見回した。ここは夢のようなのスイートルーム。
たしか食事をして、デザートを食べて、写真を見せ合って、もう少し飲もうかと支配人が片付けを頼んだときに、ワインとフルーツを頼んでくれて……で、それから何していた?
「どこまで覚えている?」
「あ、ワインを飲んで、まぶたが重くなっていたら、支配人が眠いの?と聞いてきました」
「うん、それから?」
「それで、ワインをこんなに飲んだのは初めてだからか、眠くなりましたと言いまして」