きらきら光る
ずっと夢に出てくる啓吾は私を見て微笑むだけだったのに、久しぶりに啓吾の声を聞いた気がした。


目を開けると真っ赤な夕日。紅色の夕日。


ふと隣を見ると先生が腕組みして居眠りしていた。



啓吾…。怖いよ…。
一歩踏み出すのが…怖い。


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