数学の先生はお兄ちゃん⁈…助けて…(短編)
私が再びお兄ちゃんに会ったのは高校2年生の春だった。


お兄ちゃんは私の憧れの存在。


私が小学生の時に引っ越してしまった。
昔は親同士の仲がよく、お兄ちゃんは私とよく遊んでくれた。


そんなお兄ちゃんが、
先生になって私の高校に現れた。

私は最初、お兄ちゃんに会うのを全力で回避していた。


会いたくなかった。


絶対に、会いたくなかった。
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